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突然の衝撃。思わずハンドルを放してしまった。
おそらく上から降ってきた岩が車にぶつかったのだろう。
しかもそれなりの大きさの岩に違いない。
ビクっていた俺はハンドルを慌てて握ったが……既に手遅れだった。
俺を乗せた車はガードレールに突っ込んで、挙げ句にはガードレールを突き破り………
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
落ちて行った。
そのカーブの先は崖で、車ごと真っ逆さまに落ちた。
死を悟った俺の脳裏に走馬灯が流れた。
しかし、それもすぐにプツンと切れてしまった。
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