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「………。こんな感じで大丈夫か?何か不満あるなら言ってくれ」
「いえ、不備は無いんですけど、国中が驚いてしまいますよ?」
「いいんだよ。王女が帰還したんだ、多少は派手にやってやるよ。
その代わり、約束は守ってもらうからな?」
「そこまで派手でなくても……。あっ約束は大丈夫です。必ず守ります」
計画を相談し始めて数分、あっという間に内容が決まった。
約束というのは、死んじゃったギンちゃんのお父さん?の為の大きな墓石の製作をするというものだった。
一見レンさんは謎が多い人だけど、とても優しい人なんだ……………。
「了解。さて、明日中には行くから、今から飯食べるか」
「えぇ?明日ですか?」
レンさんの提案に、ちょっと動揺した。
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