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「やっと気がつきましたか・・・。相変わらず固まるとなかなか戻らないですねマリアは・・」
「え?ティア様!?本当にティア様なのですか!?」
「えぇそうよ。私は本物のティア・メシル・アルバントです。
彼が助けてくれたの」
「えぇ?この方がですか?
失礼ですが、とてもそのようなことをやる人物には見えません………」
やっとこさ俺の方を向いたと思ったら、疑いの目でこっちを見てきた。
しかも、それは変態を見るような目に似ている。
・・・・まぁ、無理もないか。
元々、俺はそういう事からは程遠い生活を送っていたしな。
・・・・・っておい、いつまでそんな目で見ている。
いい加減やめてくれ、へこむぞ。
結局、ティアが止めるまで彼女は疑いの目をしたままだった。
この影響で、俺の精神ライフポイントはかなり削られる羽目になった…………。
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