第2の仕事~王女帰宅計画~

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「やっと気がつきましたか・・・。相変わらず固まるとなかなか戻らないですねマリアは・・」 「え?ティア様!?本当にティア様なのですか!?」 「えぇそうよ。私は本物のティア・メシル・アルバントです。 彼が助けてくれたの」 「えぇ?この方がですか? 失礼ですが、とてもそのようなことをやる人物には見えません………」 やっとこさ俺の方を向いたと思ったら、疑いの目でこっちを見てきた。 しかも、それは変態を見るような目に似ている。 ・・・・まぁ、無理もないか。 元々、俺はそういう事からは程遠い生活を送っていたしな。 ・・・・・っておい、いつまでそんな目で見ている。 いい加減やめてくれ、へこむぞ。 結局、ティアが止めるまで彼女は疑いの目をしたままだった。 この影響で、俺の精神ライフポイントはかなり削られる羽目になった…………。
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