第2の仕事~王女帰宅計画~

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いい加減面倒になったので、今度はもう一度風船を作って、それを割った。 その後はティアにもう一度お礼の内容の確認をして、後日取りに行くとだけ伝えてとっとと帰ることにした。 「本当に帰ってしまうんですか?この王都で観光してはどうですか?」 車に乗り込む直前、ティアにそう誘われたけど、 「それはまた今度な。その時はよろしくな」 とだけ伝えて、俺はその場を後にした。 こうして俺の初仕事はようやく終わった。 だけど、まだ後始末が終わってない。 「はぁ、どうするかなぁ」 憂鬱なまま、家路についたのだった。
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