第零話

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盗賊を倒したカオスは町に向かっていた。 カオス「はぁ~、歩くのだりぃな。暇だしなんかおきねぇかな」 さっき盗賊を倒したばかりだというのに、また面倒事に巻き込まれたいらしい 「きゃぁぁぁぁぁ!!」 森の中から叫び声が響いた カオス「よし来た、今いくぜ」 人の不幸に喜ぶ最低な反応だが、助けに行くだけましだろう カオスがありえないスピードで木々の間を走っていくと、湖から出てきているタコ?に絡みつかれている女の人を見つけた カオス「あれは……ケルベラス・クロス・イーターか、雑魚のくせにたちの悪い粘液を持ってる奴か。{デス・レス・ラ・カシス・アルキシス 雷の三矢}」 カオスが放った魔法に当たったケルベラスは女の人を離して逃げて行った カオスは落ちていく女の人をキャッチした カオス「大丈夫か?」 女「助けてくれてありがとうございます」 カオス「あぁ、とりあえずこのローブを着ろ。目のやり場に困る」 女の人は自分の格好を見て、カオスのローブを急いで着た 「あ、ありがとうございます」 カオス「君の名前は、後なんでこんな森の中にいたんだ?」 「名前はシイナです。この森には薬草を取りにきたんですが、疲れて休憩していたらいつの間にかケルベラスが後ろにいて捕まっちゃいました……テヘッ☆」 カオス「馬鹿だな」
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