第一部 六章 共同生活

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~~☆☆~~ 日が沈み始め、外はどんどん暗くなっていた。フォルは傷も跡があるだけで順調に回復したため、キルと村を跡にした。馬に少し無理してもらい、少し早くジラティスに着くこととなった 「やっと着いた。早速ギルドに行って依頼達成を報告して記録に残してくるよ。君は寮にいったらどうだい?」 「もう使えるのか!」 「当たり前だろ。3日後って言っていたのだから。明日までには転居を済ますようにと、いってあっただろう」 フォルも思い出し、寮の住所を聞きそちらへ向かった 場所は試験場から東へ離れたところにあった。道のりは徒歩では遠く、半日使ってやっと着くほどだった 「でかくて、綺麗だな」 外装は昔からあるせいか少し傷んでいるが、花壇などの観葉植物が綺麗に並べてあった 「よいっしょ! ふぅー、重いわね」 エプロンをした栗色の髪の女性が寮から荷物を外に出していた
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