第壱文

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上を見上げると何処までも青い空に、白い雲…耳を澄ませば蝉の声に川がせせらいでいる… そう、今は夏の真っ只中!! そしてもっと耳を済ませば猫の鳴き声が… 「ん?猫の鳴き声?」 下を見ると黒猫が小学生達が黒猫に石をぶつけていてそれから川へポイッと… 「させるかあぁぁぁ!!糞餓鬼共があぁぁぁぁ!!!!」 「えっ…ちょっ…」 急いで土手に降りて小学生達から黒猫を奪い返そうとしたらビックリしたらしく遠くに投げてしまった… 投げて…?投げ… 「投げたあぁぁぁ!?ニャンコォォォォォ!!!」 「ちょおぉぉぉ!」 直ぐ様川に飛び降りて黒猫の所まで必死で行き、黒猫を抱き抱えた…が… 「うち…泳げなかった…アハハ~………助けてえぇぇぇぇ!!!ブクブク」 「光羽あぁぁ!」
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