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暁が事故にあってから1ヶ月の月日が経ちました。
暁は事故の後遺症もなく、元気です。
「碧、今日もお見舞い??」
藍がたずねてくる。
「うん。暁、今日退院なんだ♪」
「そうなんだ!!良かったね♪」
「うん!!じゃあ、また明日ー♪」
藍と別れて病院に向かった。
トントンッ
ドアをノックする。
「はい??」
暁の返事を聞いて中に入る。
「碧か」
「そうだよ」
そう言って花瓶に花をいける。
「碧」
「んー??」
「この前の返事して」
「え!?」
「だめ??」
「う゛…。あたしも好きだよ??」
まっすぐ暁をみて言う。
「やった♪」
ギュッと抱きしめられた。
「きゃっ」
「うれしい…」
「暁…」
「ん…??」
「大好きだよ」
そう言って微笑んだ。
「俺も」
叶わないと思ってた恋
あきらめかけた恋
だけど、実った小さな恋。
恋は人を強くさせたり、弱くさせる。
あたし達はこの先ずーっと小さな恋を続けてます。
†end†
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