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クロはイオリに向かってにこっと笑いかけた
「……っ!/////」
突然イオリの顔が赤くなった
「ん?イオリどーかした?顔が赤いぞ?」
クロがイオリの顔を覗き込んだ。
さらにイオリの顔が赤くなっていった
「~っ!な、なんでもありません!大丈夫です!クロは休んでいて下さい」
イオリはクロから顔を背けた
「そう?ならいいけど…無理すんなよ?」
そう言い残してクロは自分の部屋に戻った
一人事務所に残ったイオリはため息をついてソファーに座った
(ふぅ……。いきなりあんな顔するなんて反則すぎだよクロ……。)
クロは全くもって気付いていないが、イオリはクロが好きなのだ
(クロは全然気付いてくれない……いつになったら気づくかな?)
イオリは苦笑して、お客さんが来るのを待った
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