筆との出会い

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「母ちゃーん、飯ー」 元気な声をあげてドタドタと勢いよく階段を下りてくる 「もうすぐできるわよ」 そう言ったのにも関わらず食器をカチャカチャと鳴らしせかしている 「は~や~く~」 「はいよ」 皿に盛られたおかずと白いご飯がもうもうと湯気をたててテーブルに並んでいる 「いっただきま~す」 虹朗は勢いよく食事を食べ始め、さっさと食べ終わり父親の部屋へと行ってしまった 「ごちそうさま~」 「食器は片付けてきなさい~」 母親の言葉も無視して2階へ戻っていった
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