‡ 鬼 神 ‡

2/4
前へ
/81ページ
次へ
Σ伝説の 鬼器 眠る場所: 「すげぇ…」 転送された一同の前に巨大な神殿があったので、カイは唖然としていた。 「ここからはお前一人で行くんだ」 カイトも眼で促してくる。「…わかった」 カイは神殿の中に駆けていった。 「……いるんだろ?」 突然シャドウ達が現れてハセヲ達を取り囲む。 『グギッ…、貴様ら、は障害に、なる…』 「へん!だったら力づくで倒してみな!」 「威勢がいいな、小僧」 と、突然フードを被った一人の男が現れた。 「…何者だ?」 「フフ、私はこの子らAIDAシャドウの産みの親だよ」 「!?」 「…アンタが全ての元凶か…」 「そういう事になるだろね」 「くっ、てめぇっ!」 さっとシャドウ達がハセヲ・カイトの前に立ちはだかる。 「ちっ」 「…まずこいつらを、何とかしなきゃいけないみたいだね…」 「ああ。来い!スケェエイス!!」 ハセヲの後ろにスケイスが現れる。 「…行くよ」 「ああ!」 二人とも武器を構え、シャドウの群れに突っ込んでいく。 その頃のカイは、最下層に向かって疾走していた。最奥に眠る力を求めて…。
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

77人が本棚に入れています
本棚に追加