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Σ伝説の 鬼器 眠る場所:
「すげぇ…」
転送された一同の前に巨大な神殿があったので、カイは唖然としていた。
「ここからはお前一人で行くんだ」
カイトも眼で促してくる。「…わかった」
カイは神殿の中に駆けていった。
「……いるんだろ?」
突然シャドウ達が現れてハセヲ達を取り囲む。
『グギッ…、貴様ら、は障害に、なる…』
「へん!だったら力づくで倒してみな!」
「威勢がいいな、小僧」
と、突然フードを被った一人の男が現れた。
「…何者だ?」
「フフ、私はこの子らAIDAシャドウの産みの親だよ」
「!?」
「…アンタが全ての元凶か…」
「そういう事になるだろね」
「くっ、てめぇっ!」
さっとシャドウ達がハセヲ・カイトの前に立ちはだかる。
「ちっ」
「…まずこいつらを、何とかしなきゃいけないみたいだね…」
「ああ。来い!スケェエイス!!」
ハセヲの後ろにスケイスが現れる。
「…行くよ」
「ああ!」
二人とも武器を構え、シャドウの群れに突っ込んでいく。
その頃のカイは、最下層に向かって疾走していた。最奥に眠る力を求めて…。
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