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「…此処は一時撤退しよう…」 「「…はい」」 三人はルートタウンへ撤退した。 そのあとに一つの影が降り立つ。 「フム、奴が噂に名高い『蒼炎のカイト』か…。やはり強いな…」 あの影はそいつに服従の姿勢を見せていた…。 Δマク・アヌ: 「…君達は、初心者かい…?」 「ほぼ…」 「…そうか」 「カイト~!」 「…ん?」 カイトが振り向くとそこには、ローズと同型のPCが駆けて来た。 「っ、もしかして『ブラックローズ』さん!?」 「?そうよ」 「夢みたい伝説級のお二人に逢えるなんて!」 「なんか照れちゃうな♪」 カイトは、いきさつを話した。 「黒い影…それは『AIDAシャドウ』ね。私達は『シャドウ』って呼んでる」 カイは、全く聞いた事の無い単語に首を傾げる。 「何ですかAIDAって?」 「『イリーガル』本来ある筈の無いものよ。何かがきっかけでまた出て来たんだわ」 「…ブラックローズ、この二人の面倒を見てやってくれ…」 「いいわよ♪」 「ホントですか!スッゴク嬉しいです!」 「そう♪じゃあLV.の低いとこでLV.上げしましょうか。えーと…『Δ隠されし 禁断の 絶対城壁』モーリー・バロウ城砦に行くわよ♪」 「「はいっ!!」」 三人はカオスゲートに入った。 そして二人はそこで新たにPKKに出会い、一人の犠牲者を出してしまう…。事はまだ誰も知らない…。
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