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Δマク・アヌ:
「……、くっ」
カイは拳を握りこむ。
「カイ…」
ブラックローズとハセヲは心配そうにみつめる。
「…に……く…」
「何?」
カイが顔をあげる。
「俺に力をくれっ!!」
「えっ」
ハセヲがカイの前に、歩み寄ってくる。
「お前には、シャドウと闘う覚悟はあるか?」
「……」
カイは無言で見つめ返す。「…ふぅ、あるのならついてこい」
「ちょっ、何処へ…」
「…僕も行くよ…」
ブラックローズを制して、カイトが来ていた。
「…ブラックローズはリアルに戻ったほうがいい…」
「…う~、今回はあんまり役に立てそうにないからそうする。必要になったら何時でも呼んでね♪」「…カイ、今からお前と一緒にあるエリアに向かう」
「ドコヘ…?」
「『Σ伝説の 鬼器 眠る場所』 此処には太古の鬼神が遺したと云われる武器と仮面があるらしい…」
「…すがれる物が在るなら、鬼でもなんだっていいさ!」
「……」
三人はカオスゲートに向かう。
「行くぞ!」
「ああ!」
三人は向こう側に消えていった。
そこに眠る力の強大さを知らず、鬼器が封印されし場に…。
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