無価値なもの

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無価値なもの

月の夜に、 このまま溶けてしまいたくて かたく目を瞑った。 その傷に、その痛みに、どんな価値があると言うの? 決して癒えないのに 何故明日を迎えるのだろう。 もう照らしてくれなくていい。 この命も 目の前にある世界も
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