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二人とも身長が高い上に今は優斗が俺の前に立っていて二人の表情が解らない
｢あらあら、まぁそう怒るなって、優斗も。｣
｢俺は別に怒ってないよ。注意しただけ。｣
｢あぁ、そう。｣
そしてそのまま優斗はバス停に着くと
｢夏樹さん、兄さんを宜しく頼むよ｣
そう、淋しそうな目でいった
｢ちょ、頼むって!!またかよ!｣
優斗は毎日こうしてバス停までくると夏樹にそう言う
｢はいはい、解ってますよ｣
だるそうに、夏樹は答える
｢じゃあね、兄さん｣
｢お、おぅ!!じゃあな優斗!｣
手を振り、バス停でバスを待つ優斗と別れをつげる
｢寄り道しないで早く帰るんだよ!兄さん｣
｢うるさいぞ優斗!!｣
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