night

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「ただいま」 学校が終わって家に帰り部屋に行くと優斗がいきなり俺に寄ってきた 「なんでネクタイ着けて無いんだよ!!」 今にも掴み掛かりそうな勢いだ 「なんでも良いだろ!!」 俺にはなんでこんなたかがネクタイで気にするか解らなかった 「とにかく荷物下ろしたいから退いてくれ」 前に立ちふさがる優斗を退かしながら俺は部屋の奥にある自分の机に荷物を置く 「ねぇ、誰かに無理矢理とられたの?」 まだ諦めずに聞いてくる優斗 「違うって、夏樹に解いてもらったんだよ」 「……」 「てか、なんでそんな事お前が気にするんだよ?どうでもいい事じゃね?」 、
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