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眠っている優斗に跨り
手をメガホンのように丸めると
「起きろ――!!」
「うわっ!!??」
すやすやと眠っていた優斗は目を見開いて俺を見る
「っ…心臓に悪いよ千里兄さん」
千里とかいて チサト と読む俺の名を少し怒り気味で呼ぶ
「知ってる。俺も前まではこうして長門兄さんに起こされてきたからな」
「苦しみを知っててやるなんて、きついなぁ」
優斗の腹から退くと制服に着替え始めた
「自分で起きないのが悪い。それにいつも二段ベットから落ちてるから馬鹿になるんだぞ」
、
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