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「ほら、シャツの襟たてて。ネクタイ結ぶから」
「それ位自分でできる。馬鹿にするなよ?」
「何言ってんの。いつも出来てないじゃない。また夏樹さんに頼むの?」
夏樹さんとは俺の親友である
小さい頃から良く俺達と遊んでいた。
幼なじみといった方がいいのか。
夏樹とは同じ学校だからそこでネクタイを締めてもらえば手っ取り早いのだが
「うるさいな。なんでも良いだろ?」
「駄目。兄さんがそんなんじゃ、弟の俺が恥ずかしいじゃん」
「なんだと!!」
「ほら、いいから。じっとしててよ」
なんかだんだん俺の扱いが長門兄さんに似てきたな
格段に扱いが上手くなっているし、それに従うのも悪くはないかな
「よし、できた。」
「ありがとよ。飯食いに行こうぜ。」
「そうだね。」
、
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