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~シロ・部隊長~
「シロ殿!ちょっとでいいから手伝って下さいよ!」
「良いですけど。私の手伝うは彼等の人数減らすって事になりますが?」
「それはちょっと………いや、いいかな…」
「ぷっ、あはははは。隊長さん結構おっもしろ~い。殺ってあげよっか?」
「語尾に音符付けないで下さい恐ろしい」
「ぶ~」
「フテるのも無しです」
周りの騎士や神者から口々に暴君だ、いやあの笑みは女神様に違いないだのと囁かれる。
(元は骨なんですけどね~)
全部聞こえているシロ。
その時、神者達の顔が一斉に輝きだした。
「ん~?なんですかこれ?んん?いくら私が殺人的にきゃわゆいからって物理法則無視はよろしくないですよ~?」
「おい貴様等これは何の真似だ!?」
「いや、俺達もなんだか…」
「魔力?……導線…………………ふ~ん」
シロが暁天女を優雅に翻す。
「ねね、隊長さん隊長さん」
「何が起こって?なんですかシロ殿?」
「こっち来てくださ~い」
「は?は、はぁ……」
言われた通りにシロに?顔で近づく隊長。
「貸し1ですよ~」
ニコニコなシロ。
「はい?」
光が全ての景色を消し去ってゆく。
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