高校生になった俺
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「シスコン」と真がぽつりとぼやくのが聞こえた 俺は真を睨みつけ口パクで「死ね」 真も「お前が死ね」と返してくる 母は俺達のやり取りを見ていたのだろう 「旬くん?真くん?」 笑顔だけどにじみでる怒気みたいなものがみえた 「朝ごはん食べるからいい加減にしようね」 「「はい」」 そんな空気の中 雫、一人だけが 「旬にーちゃんお腹すいたー」と無邪気にズボンの裾を引っ張っていた
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