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お・・・・・・ろ・・・・き・・・!
意識がはっきりしないなか微かに声が聞こえる・・・。
だがなんて言っているかは全然わからない・・・。
「お・・・k・・・ろ・・・お・・・・・・・・・・・・起きろぉ~」
「ふぇぼ!?」
突如腹部(鳩尾)に謎の激痛が走り、俺の意識は覚醒した。
「いってぇー!!なんだよ一体!!!」
「ひぅ~。やっと起きたぁ~」
「って、なんだ紗かよ・・・」
「そうなり~♪」
「てか普通に起こせよ・・・」
「こ~と~わ~る~」
突如俺を襲った腹部の痛みの原因は俺の腹に強烈なアッパーをいれた幼なじみ、西ノ宮 紗(にしのみやすず)が正体だった。
「やっと起きたわね」
「恋・・・寝過ぎだ・・・」
俺が紗に優しい起こし方をレクチャーしていて気付かなかったが俺達の隣にいつもの二人が立っていた。
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