三上 咲良

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不良1「野郎!邪魔しやがって!!調子のんな!」 「調子?別に乗ってないけど………ただ、貴様らみたいなグズにムカついただけだよ!!!」 俺は怒気を込めて不良1を睨みつけた 不良1「ひっ!」 「分かったら仲間連れてどっか行け!!」 -------------- 「ハァ、何やってんだ俺」 最初は別にどうでも良いと思ってた でも、アイツの、三上咲良の弱った声を聞いてから いつの間にか不良をぶっ飛ばしていた 「あんまりケンカはしたくねぇな」 ケンカは報復がある それを潰すとまた来る 切りがないのだ 「まぁいっか………………ん?」 橋の所に誰か居る…………… 「あっあの」 「おぉ、三上じゃねぇか、帰ったんじゃないのか?」 「あっいや、そのさ、アンタの…………………名前教えてよ」 「?別に良いけど……………榊 悠士、樹木の榊に悠久の悠で飛行士とかの士と書く」 「榊、悠士………んっ、ありがとう」 そう言ってブロンドお嬢様は立ち去っていった
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