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「んー…困ったねぇ?」
俺は新しく飲みはじめたメロンソーダを口に含む。糖分ないとやってらんないよ。
え?さっきのコーラ?
いや、考えたらさぁ、もうぬるくなってるからいいか…って☆
俺の目の前には2つの道。いっつも喜色と一緒だったから、道なんて覚えてない。
「どーすればいいの?僕ちん」
どっちの道も似ているから迷っちゃう☆
なんてふざけるのはこれくらいにして、マジ困った。とりあえず、右から進んで違ったら戻って左に進もうかと思ったが、そんな体力と精神使うようなことはしたくない。
「…………仕方ない。¨アレ¨を使うか」
そうつぶやいた俺は腕をまっすぐ伸ばし、人差し指も伸ばす。
やっぱりこれが一番だ。
「どーちーらーにしよーかな」
という昔ながらの選び方で、決まったのが右の道。
メロンソーダを一口飲んで、進みはじめた俺。
「歩こー歩こー私は元気ぃ」
おなじみの歌を歌いながら大股で歩く俺。だが、少し違和感を感じて立ち止まる。
胸に違和感がある。こういうのなんていうんだろ…?とりあえず、メロンソーダを一口。
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