屋上と談話室

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俺だってこいつの言ってる¨寝る¨って意味はわかる。 あれだろ? ベッドの上でニャンニャン。場合によって、ワンワンするやつ。 でも、男同士でニャンニャン、ワンワンはないよ。 せめて、濁点つけてニ゙ャンニ゙ャン?ヷン゙ヷン゙? 「変わってるね捺」 「おー、褒めるな褒めるな」 「ますます、欲しくなっちゃった」 「とりあえず、病院行こっか」 耳元でそう囁いてきた男…………ってか、そろそろ名前で呼んだげよーよ。なんか、紹介されてんのに呼んであげないとか、悲しくなってきた。 耳元でそう囁いてきた佐々木 蓮哉は、俺を組み敷いてきた。 全体重が俺にのしかかるから、重いのなんの。 「ちょっと、退けてくんない?俺、ダーリンが屋上で待ってるんだけど」 「ダーリンって?」 悪趣味なことに、佐々木レンレンは俺の首を舐めながら聞いてきた。 きゃー、ダーリン!犯されちゃうぅー!! 「俺の大事な人だよー。知らない?真田寿司」 「え、寿司屋がダーリン?」 「真田 喜色っていって、しゃしゃりボーイなの」 今、普段通り話してる俺だけどさ、実は結構ヤバいんです。 シャツのボタン、はずされかけてます。 わぉっ(・ω・)/
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