紫陽花
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俺の視線に気付くと女は少し慌てた様子で駆け寄ってきた。 特に何があったのかも聞かずに部屋に入った。 余計な物を置くのが嫌いな俺の部屋は、殺風景と言える。 しかし、それが気に入っている。 近頃嗅ぎ慣れてはいるが、この部屋では初めての香水の匂いが差し込んだ。 いつもの風景に似合わない匂いだと思った。 そんな思いもすぐに消え去り、乾いた砂に包まれた。
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