お菓子な扉のその奥は

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-月曜日 放課後いつも通りバイト先である喫茶店へ向かう。 「こんにちは」 喫茶店の扉を開き僕は挨拶をする。 「はい、こんにちは」 店の奥から声が返ってくる。 この店の店長である。バイトを始めてからずっと店長と読んでいるため、名前はよく知らない。 他のバイトの人も店長かマスターと呼んでいるから多分知らないだろう。 今日のバイトは僕だけ。 僕が店に来てから二時間くらい経った頃、カランカランと店の扉が来客を知らせる。 それまでお客さんは誰も来ていない。 そんな店で大丈夫か?と、言いたい所だが、利益は店長いわく黒字らしい。 来客の知らせがしたのでその扉の方に目を向けた。 何故かそこにはスキマがあった。
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