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放課後｡
千聖は茉李に連れられ
例の雑貨屋さんに来ていた｡
確かに学校からも､そう
遠くなく むしろ近いくらいだ｡
「だいたい､学校から
10分くらいかな?」
「近いね」
お店の名前は
『rain』｡
外見は可愛らしい雑貨屋さんだ｡
「外見は女の子の店っぽいけど
中に入れば男女共有で
使えそうなマグカップとか
多いから､男性店員も多いんだよ!」
「そうなんだ」
茉李は彼氏がほしくて行く
みたいだったが､千聖は
彼氏なんか作る気なかったし
なにより店自体の雰囲気が
気に入った｡
「可愛い雑貨屋さんだね」
「でしょー??
早速､店長さんに会いに行こ!」
「うん!」
＃＃＃
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