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「替えてみる?」 意地悪そうに啓太が尋ねると、意外にも純は首を縦に振った。 慣れない手つきでこれまた啓太の助言に基づき、なんとかおしめを替えた。 「純?どうしたんだ?」 思わず口をついて出た。 「俺の子でもあるんだ!!」 純はあまりにもテキパキとこなす啓太に嫉妬していたのだった。 この日から、突然の純からの呼び出しはなくなった。
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