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―幸子― 念願の赤ちゃんを産んだ。 流産を繰り返し、半ば諦めていた私を神様は見捨てなかった。 愛しいあの人は、もうこの世にはいないのだけれど、私にステキなステキな宝物を遺してくれた。 あの人……? はっきり言って、あまり印象にないんです。何故かはわからないんだけど…… でもそんなことどうでもいいの。私には天使が舞い降りたから。
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