3
7/16
読書設定
目次
前へ
/
110ページ
次へ
涼ちゃんにも、森山先生にも言えなかった。 本当は、怪我はとっくに治っている。 お風呂も普通に入ってるし、多分、プールにも入れると思う。 だけど……。 左の太ももの内側に、赤く盛り上がった大きな傷痕。 身体の中で、一番白い部分にあるから、嫌でも目立つ。 私は、誰かに見られるのが怖かった。 私自身が、この傷痕を受け入れることができていないから。 怖くて……逃げている。
/
110ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1518人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
9,319(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!