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放課後。
直樹と雫は、帰る途中であった。
直樹はいきなり足を止め、雫に問いかけたのである。
『なぁ…。高木さんって、どんな人なんだ?』
「んー…。どんな人って。…自分の命を掛けてまででも大切な人を救う様な人かな?あんま、良く分かんねぇけどな…」
『ふぅーん。』
直樹は納得したような表情を見せると、一旦止まっていた足をまた動かす。
「ぇ…。あッ…待てよ!」
ある影が忍び寄っていることに、気付かずに…
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