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此処は裕也さんの館。
月宮館(つきみやのやかた)である。
そう言えば俺…
昨日来たんだっけ…。
そう。俺は昨日、裕也さんに自殺をしようとした俺を助けてくれてこの館に案内されたんだ。
そのとき高木の声が、下の階から聞こえた。
高木「ご飯です!降りてきてください!」
直樹はその言葉に反応し、直ぐに返事をしたあと今日から通う高校の制服に着替え、下の階へと降りる。
直樹『すいません。制服に着替えてました。』
高木「大丈夫ですよ。さぁ、あちらの部屋に行きましょう。」
直樹『はい。』
そして大広間に着き扉を開けると、そこには三人の高校生らしい二人と大学生くらいの男達が席に着いていたのである。
高木「あ、紹介するのを忘れていました。三人共、此方に来てください。」
「「「はーい(おう)。」」」
俺は三人にゆっくりと視線を合わせていった。
雫「俺は凉梨 雫(スズナシ シズク)!ヨロシクな!」
なんか良く分かんないけどなんか我が儘そう…(苦笑)
でも、面白そうだな。
翔平「わいは、永瀬 翔平(ナガセ ショウヘイ)や。仲間が来たちゅー話聞いたから来たんや。特別な日っちゅー奴?ま、滅多に会えんけどよろしゅうな。」
関西の人か…
なんか面白そうだな。
真琴「俺は津弘沼真琴。よろしく。」
雰囲気がなんか良い…
俺はそう思いながら聞いていた。
高木「じゃあ、ご飯食べましょう。遅刻してしまいますよ。」
雫「そうだな、早く食べちゃおうぜ。」
「「あぁ。(そーだな!)」
雫「じゃ、いただきます!」
雫が挨拶をすると他の三人も
挨拶をする。
俺は呟くようにいただきます。
と言い、食事をしていったのである。
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