ー巻の壱ー

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望『ならば立ってください、ただし!逃げないならば、の話ですよ』 恋『わかったわかった、逃げないから力を緩めてはくれぬか』 望『これで大丈夫ですか?』 恋『ああ、大丈夫だ』 なーんてな ガシッ 華『恋桜!?』 恋『じゃあ華音、あとは頼んだぞ』小声 華『ちょっと恋桜!?どこ行くの!?』小声 恋『ちょっとその辺ぶらぶらして来る、じゃあな』小声 ーーーーーーーーーーーーー 恋『どこに行くかな』 『ようねぇちゃん、今1人?』 恋『あんまり行かない所がいいな』 『ねぇちゃん、聞いてる?』 うるさい奴だな、私は貴様の姉上ではないのに、人違いも勘弁してほしいもんだ 恋『私は貴様の姉上ではないぞ』 『は?あ、姉上?』 恋『なんだ違うのか?』
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