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--Shin side---- 俺は高橋伸之介。 みんなからは伸って呼ばれてる。 今日は中学の入学式。 この中学校からは家が遠いため、同じ小学校からは2人しか同じ中学にならなかった。 1人は幼なじみの上原竜也(タツヤ)。 中1のくせに背高くてすっげぇいけめん。 はっきりいってこいつにはなんでも話せる。 もう1人は荻原鈴(リン)。 普通の人からみたら可愛い分類に入ると思う。 背ちっこい。(笑) 竜「おい伸ー!俺ら同じクラスだよ!やったな(^_^)」 鈴「あたしもだよ!よろしくねー♪」 伸「まじか!やった(^_^)2人ともよろしくなb」 俺らが話してると周りががやがやしてたのがもっとうるさくなった。 多分竜也と鈴がいるからだろ。 だけど俺の予想は違かったんだ。 周りはあの2人の女を見て騒いでる。 俺もなんとなく気になって見たんだ。 1人はクールビューティーみたいなかんじかな? モデルみたいなかんじ。 でも俺はそいつよりももっと気になるやつがいた。 色白で透き通ってる肌にうっすらピンクの頬。 ふわふわしている茶色の髪。 柔らかそうなほんのり桜色の唇。 ぱっちり二重に吸い込まれそうな茶色の瞳。 身長は鈴よりも小さく、触ったらおれそうなほどかよわい体。 俺は竜也や鈴の声が聞こえないほどそいつに釘付けになった。 初めて守りたいって無意識に思った。
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