*四章

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そして月日が立ち1年がたった 朱里は1歳、柚奈と麻奈は小学生に そして響介と友梨の子供も産まれた 紗耶香と友梨は20歳、響介と麗夜は21歳に なにより今年は麗夜が帰国するのだ 沙「だ~!朱里!それは辞めなさい!」 朱里は柚奈に似て活発な女の子だ 朱「うー。マーマ」 朱里はママのことをマーマと呼ぶ 沙「はいはい。抱っこね。」 美希は去年結婚し婿を貰い お父さんの後を継いだ。 嵩都も2年付き合ってた彼女と 籍を入れ結婚したのだった だから2人はこの家を出た ピンポーン 沙「あっ来たのかな!朱里~勇也来たよ」 朱「ゆーう。ゆーう。」 朱里は玄関に走って行った 勇也は響介と友梨の間の子供だ 沙「朱里、開けるから待ってね」 紗耶香が扉を開けた 友「朱里ちゃん、久しぶり」 朱「ゆーう!」 勇也は朱里と同い年だ 病室で明かされた時はすでに 妊娠8ヶ月だったらしい 朱里が産まれたのは10月で勇也が 産まれたのは1月だった 友「あっ勇也ね。下ろすね」 朱「ゆーう。ゆーう」 勇「…」 沙「とりあえず上がって」 紗耶香はみんなを通した。 友「いつ来ても広いわね。」 沙「そう?勇也~朱里~おもちゃ部屋で遊んできて」 朱「あー」 勇「ちゃ、ちゃ。」 朱里はうんと言ってるみたいだ 勇也はおもちゃと言ってるみたい 友「おもちゃ部屋何かあるんだ」 沙「部屋が無駄にありすぎてね、あっ。紅茶でいい?」 友「うん。」 沙「悠希。」 悠「友梨様お久しぶりです」 友「久しぶり」 沙「紅茶2つ」 悠希は、はいと言って厨房に向かった 友「いつ麗夜くん帰って来るの?」 沙「えっとね、明後日だよ」
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