17話

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街にでて研究しに来た私 しかし辺り一面チョコレートの文字が並んでいる ブランドのチョコや、安売りチョコ 手作りチョコの文字も見えた 女の子の動き的にやっぱ大人な女性はブランドのチョコに群がっている 手作りチョコには必死に型を選ぶ女の子達が沢山いた 「やっぱり手作りなのかなぁ」 あんなに真剣に選んでいるなんて、貰う側はきっと嬉しいわけで 私も手作りにしようと決めた時に安売りチョコの方から大声が聞こえた 「安売りチョコなのにこの値段は高いんじゃないですか?」 「いや、これでも凄く安くしてるんですよ?」 「いいからもっと値引きしろ」 お妙さんが安売りチョコレートを売ってるおじさんに値引き交渉(脅迫)をしている 絶対関わりたくないから私はとりあえず近くのスーパーに逃げ込んだ 「関わったらおしまいだよ、なにあの人怖い」 安売りで値引きって… 恐怖だ 「とりあえず一回出て屯所帰ろう」 私はスーパーの自動ドアの前に立ち、ドアを開くのを待った 開ききったと思い足を前に出そうとした すると 「あら、椿ちゃん!」 お妙さんに…見つかりました… 「なんで逃げようとするの?」 「いや私仕事中なので!」 「市民の願いを聞くのも警察の仕事でしょ?」 もちろん私は逃げようとしました しましたよ!? なのにとっさに腕を捕まれ逃がしません状態にされました 結果荷物もちをさせられている私です 「チョコ大量ですね」 「お客さんにあげるのよ、安物でも男が喜べばいいのよ」 「……なんか怖いですね」 まぁ安物でも喜べばいいというのもわからなくもないが 私は普段お世話になってる人達に、と思ってるわけだ 「手作りっていいものですかね」 「まぁ気持ちがこもってていいかもね」 と、いうわけで手作りに決まりました 休みなんかないけどね!
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