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「ここが君の部屋だよ。一応幹部の人しか入れないことになってるから見つかったらどうなるか…わかるよね?」
「が、頑張ります…?」
若干脅されながらも案内された部屋へ足を踏み入れた
必要最低限のものしかおかれておらず、質素な部屋だった
「じゃあ僕は夕飯の準備があるからいくよ。膳はあとから取りにきて」
そう言い残し、どこか重い足取りで部屋を去っていった
そんな彼の背中を私は見えなくなるまで見送った
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