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「ん‥っ」
翌朝、眩しすぎる日の光りをいっぱいに浴びて目を覚ました
「眩しいなぁ…でも気持ちいい‥」
うーんと背筋を伸ばし、朝の光りをその身に浴びた
すっかり目が覚めた私は布団を片付け、部屋の小窓を開けた
涼しい風がすり抜け、髪が風に靡く
「今日から頑張ろう…っ!」
うん!と気合いを入れ、着替えようと袴に手を伸ばした…
が、肝心なことを思いだしその手を止めた
「‥袴の着替え方知らない」
そう、女である私は袴なんて着たことがないのだ
「ど、どうしよう‥」
一人部屋で狼狽える私は部屋を飛び出したのだった
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