日常。

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あたりはいきいきとした黄緑色の葉で満ちている。 雲ひとつのない空の下、今日も蒼柳西高等学校の生徒は皆だるそうに歩いていた。 …暑いなぁ こんな日は誰もが言葉さえ発する気になれないんだろう 「美月ー!」 ドキッとしてふり返ると、いつものように後ろから光が追いかけて来ていた。
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