1章

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「ア゛ァァァッー!!」 落ちる落ちる。 あの地震と不自然な光を浴びて、いつの間にか暗い場所にいて、何故かこの状態だ。 一体何をしたと言うんだ!! 「死ぬ!マジ死ぬ!!」 本当に死ぬと思った時、 〈選ばれし者よ。〉 何処からか声が響いてきた。 本当に殴りたくなってきた。 「誰だゴラァっ! 今すぐ出てこいコノヤロー!!」 〈世界は今、危機にさらされている。〉 「んなの知るかぁっ! この状態を何とかしろぉっ!!」 〈次元の調和は乱れ、 世界の平和と秩序は崩れて始めた。〉 「無視か!俺の話は無視か!」 〈世界が混沌に陥りし時、 世界を終焉から救いし者、 禁断の門より現れる…。〉 何処からか聞こえた声は、 謎の言葉を残すと聞こえなくなった。 「…え?」 目が点になった。 だから何が言いたいんだ。 わけわからん。 しかし、そんな事考えている内に、 「ア゛ァァァッー!!!!」 さっきの二倍の速度で落ちていった。 .
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