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「ア゛ァァァッー!!」
落ちる落ちる。
あの地震と不自然な光を浴びて、いつの間にか暗い場所にいて、何故かこの状態だ。
一体何をしたと言うんだ!!
「死ぬ!マジ死ぬ!!」
本当に死ぬと思った時、
〈選ばれし者よ。〉
何処からか声が響いてきた。
本当に殴りたくなってきた。
「誰だゴラァっ!
今すぐ出てこいコノヤロー!!」
〈世界は今、危機にさらされている。〉
「んなの知るかぁっ!
この状態を何とかしろぉっ!!」
〈次元の調和は乱れ、
世界の平和と秩序は崩れて始めた。〉
「無視か!俺の話は無視か!」
〈世界が混沌に陥りし時、
世界を終焉から救いし者、
禁断の門より現れる…。〉
何処からか聞こえた声は、
謎の言葉を残すと聞こえなくなった。
「…え?」
目が点になった。
だから何が言いたいんだ。
わけわからん。
しかし、そんな事考えている内に、
「ア゛ァァァッー!!!!」
さっきの二倍の速度で落ちていった。
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