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なっ、なななな!!!!
「お~ろ~せ~。何なんだよ。離せよ。っておい!何処行く気だよっ」
ジタバタと暴れながらの必死な抵抗を無視して、男は目前にそびえ立つ校舎?………らしきものに歩いて行く。
負けてたまるかぁ~
ジタバタジタバタジタバタ
半ば自棄になって抵抗した。
人間として、あたりまえだろ???
なのに、なのに、
何故びくともしないんだっ
どんだけ怪力なんだよ、こいつは。
神様は、普通人間としてあたりまえの事してるやつのみかただろ?
外道じゃなくてさぁ~。
しっかりしろ神様。
あ~、疲れたぁぁあ
もぅどうにでもなれっっ。
「あれ、もうジタバタ終了なの?」
あぁそうだよ。疲れたからな!!!
いちいち、ムカつく~~。
「はい。もぅ好きにシテクダサイ」
「最後なんで棒読みなの?」
いやいや、だからだよっ。
それ以降は、もう話さなかった。
話したら、キレそうで。
見渡したら綺麗な花畑が、一面に広がっていた。
苛立った心もそんな風景を見てたら、おさまって来た。
ナイス、お花畑~~。
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