転入生

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いやいやいや、それができるならとっくにやってるわっっっ。 こいつ宇宙人なんじやね?地球外生命体じゃね? 初遭遇だよ!!!!。 「何考えてるのか知らないけど、違うからね。」 「…………エスパー?」 「それも違う。」 何だよ、今絶対俺の心よんだじゃねぇかよ。 って、それよりも 「門、開けてください」 「えっ、開けられないの?」 管理塔の入口らしきところに立った男がさも、馬鹿を見る目で見つめてくる。 なんだ、その目は? なんだ、その目は? こいつムカつく。 「はい。転入生君ですから!!」 あっ、言い方きつくなったかも。 まぁいいけどね。 そう思って男の方を見つめる、というかほぼにらんだ。 「……僕にそんな態度取れるなんて、面白い子だなぁ~。」 何だよ、学園の王子様ってか? 確かに、ちょっとカッコイイけどさ。 奇麗な銀髪に日に透ける蒼い目。 背だって高いし……。 ど~せ俺は167㎝ですよ~だ。 見たかんじ10㎝くらい負けてますけどなにかっ。
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