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じぃ~~~~~~~~。
なんか見られてる、絶対めっちゃガン見させてる。
なぜ?
ここへきて何故そんなに見るんだ。
「よく見ると可愛いね!」
「はぁ?」
「目だって大きいし」
いやいやいや、目腐ってんの?
「メガネはずしてよ」
目の前の男は、悪魔だ。
俺かわいそうだよ。
「あっ、とりあえず入って」
そう言うと目の前の悪魔は、管理塔に入って行った。
しばらくすると、ギィーーーーと音を立てて開いた。
ダイナミックだな。
ぼーっと門を見つめていたら、いつの間にか管理塔から出て来ていた悪魔に腕をひかれた。
「ほら、入んなよ」
ヤバい、ヤバい気がする。
だってこいつめちゃんこ意地悪な笑みうかべてる。
力だって、すごい強いし。腕が痛いです。
てか、こいつのこの意地悪そうな笑み、どっかで見たことあるよーな。
まっ今はそんな事よりも、この捕まれた腕を何とかしなければ。
「離して下さい」
「いや」
「うわぁっ!!」
いきなり視界が揺れたかと思うと、男………悪魔に横抱きにされてしまった。
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