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人間のエゴで地球を破壊しようとしていると主張する一部の平和主義者に対して有無を言わせない方便として。
もしくは、戦争をすることに対する後ろめたさを少しでも軽減し、戦争そのものを無理矢理にでも正当化しようとする詭弁の道具として大活躍した。
「正義のための戦争」
この言葉が更に力をもつようになった頃、国際社会から「悪の烙印」を押された国々も黙っていなかった。
それらの国は往々にして経済破綻し、いわゆる「正義の国」とされる先進諸国に対抗する術は全くなかった。
しかし、秘密裏にプロリックガスを開発していたのである。
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