始まり
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高校2年生になり、早4ヶ月が経ったときだった。 季節は真夏。 私には、彼氏と呼べる存在がいた。 「凛ごめん!遅れちゃった」 「ん、大丈夫」 今日は待ちに待ったデート日なのに・・・ 準備にてこずって遅れちゃった・・・ 不安げな顔をする私に、凛はそっと手を差し出した。 「ほら、行くぞ」 「・・・うん!」 私はその手をぎゅっと握り、凛に引っ張られながら歩いていく。
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