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僕は君以外に恋をしない
いや…、出来ない
正確に言い表すならば…
「他に恋をすることを許さない」
という、君という存在の引力
そしてその魔力
その魔力は恐らく
どんな力を持ってしても掻き消すことの出来ない
強大な魔法を生み出すものであり
「狂おしいほどに苦しまなければならない。同じ時を生きていることを儚く、いとおしく想える」
魔法である
僕は、知らず知らずのうちに
君の放つ魔法の虜になっていた
その先、どれほどまで君に溺れるとも知らず…
でも僕は
君に溺れることが本望なのかも…
いや、そうに違いない
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