過去―思い出。

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ー先生が喋ってる声が聞こえる。 しばらくしてから永恋が言った。 永「…顔で選んでんの?サイテー」 "サイテー"その言葉に俺は 戸惑い、何も言えなかった。 "サイテー"。 初めて言われた言葉だから。 先「ーでは終わります」 …俺は唖然としたままだった。 「起立」 日直が号令をかける。 先「黒日ー、立てよ~」 「あー…うん」 皆「さよーならー!!」 その声と共にみんなが帰って行く。 ―永恋は…まだ、居てる。
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