過去―思い出。

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俺「…まあな。お前泣いてんのか…?」 永「…別に…グスッ」 永恋が目を逸らす。 俺「泣いてんじゃん ほら、タオル。 ちょっと汗くせえかもだけど…」 永「ありがと…」 と言ってタオルを顔にあてた。 俺「おっ、おう…!」 永恋が素直にタオルを受け取ったり するとは思わなくて、 ビックリして声が裏返る。 多分、冬馬という奴のことで 相当落ち込んでるのだろう。
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