過去―思い出。

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俺「…ありがと。」 永「ううん、あたしこそありがと。 ごめんね…気、使わしちゃって」 俺「いいし、そんなん。 ちょっとびっくりしたけど」 永「だろうね。 あたしいつも冷たかったし…」 俺「…誰でも泣きたい時ぐらいあんだろ」 永「…意外と優しいよね、 うざいだけだと思ってた(笑)」 と言いながら、少し笑ったから 俺は安心した。 俺「なんだよ、それ。 俺は普通に優しいし?(笑)」 永「自分で言うー?(笑) ……ねえ、 今まで酷いこと言って、ごめんね。」 元彼のこと、聞いてくれる? 誰かに聞いて欲しくて…」 俺はゆっくりと首を縦に振った。 少し抵抗もあったが、 永恋が好きになる人、 という意味で 興味もあったからOKした。
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