第一章「護りたい平和」

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「幸助、おっはよー。」 「おはよう。今日さぁ、体育あったっけ?」 「ないよ。」 こいつは、俺の幼なじみの優菜だ。 朝のやりとりはいつもこんな感じだ。 そして、俺らは席について、HRを受ける。 これが俺の表の生活。 授業はふざけ、先生に頭を叩かれ、そして皆笑っている。 これも表の生活。 これは造られた平和。 なら俺は何者か。 俺は非公式組織「パニッシュメント」の構成員だ。 そして、ある事件をきっかけに俺は組織に入った。 普通の高校生ではなくなる理由があったのだ。
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